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第二種電気工事士の資格取得率100%!学科試験の勉強方法を伝授します!2024.07.29

電気工事に携わる際に、必要となる資格が「電気工事士」です。電気工事士は第一種と第二種があり、第二種は初心者でもしっかり対策と勉強をすることで合格できます。電気工事や保守点検の仕事に就くために「第二種電気工事士資格を取得したい」と考えている方も多いかもしれません。今回の記事では、これから第二種電気工事士資格取得を目指したい方のために、資格や試験の概要、出題傾向と対策、勉強方法について解説します。第二種電気工事士資格を取得することで得られるキャリアやメリットについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

第二種電気工事士試験とは

第二種電気工事士の資格と試験内容について解説します。

第二種電気工事士の資格について

電気工事士とは、ビルや工場、商店や一般住宅に設置された電気設備の工事や保守点検作業を行う上で必要となる資格です。法令によって、電気工事士資格を持っている人でなければ、電気工事を行ってはいけないことが定められています。

電気工事士には第一種と第二種があり、対応できる電気工事の範囲が異なります。第二種電気工事士は一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できる資格です。

学科と技能試験について

電気工事士試験は、第一種も第二種も以下の2段階に分かれて年2回実施されます。

・四肢択一方式の「学科試験」

・実技による「技能試験」

学科試験は、マークシートに記述する筆記試験またはパソコンで解答するCBT方式いずれかの方式で受験します。

学科試験に合格すると、技能試験に進めます。なお以下の条件に該当する場合「学科試験免除対象者」となり、技能試験のみ合格で第二種電気工事士資格を取得できます。

・前回の学科試験に合格している(上期学科試験合格は同年度の下期、下期学科試験合格は次年度の上期のみ免除が有効)

・高校以上の学校において電気工事士法で定める課程をおさめて卒業した人

・電気主任技術者免除取得者 など

技能試験に合格し、都道府県知事へ第二種電気工事士免状交付申請を行うと、第二種電気工事士免状が発行され、資格取得となります。

第二種電気工事士試験の出題傾向と対策

第二種電気工事士試験の出題傾向や対策方法、難易度について解説します。

出題形式

学科試験の出題形式は、筆記試験・CBT方式ともに四肢択一です。筆記試験はマークシート方式、CBT方式は選択方式で回答します。試験時間は120分です。

学科試験の試験範囲は以下の通りです。

・電気に関する基礎理論

・配電理論及び配線設計

・電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具

・電気工事の施工方法

・一般用電気工作物の検査方法

・配線図

・一般用電気工作物の保安に関する法令

技能試験は事前に公表される13課題のうちいずれか1題が出題されます。配線図で与えられた問題を、持参した作業用工具と支給された材料で時間内に完成させる試験方式です。試験時間は40分となっています。

技能試験の試験範囲は以下の通りです。

・電線の接続

・配線工事

・電気機器及び配線器具の設置

・電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法

・コード及びキャブタイヤケーブルの取付け

・接地工事

・電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定

・一般用電気工作物の検査

・一般用電気工作物の故障箇所の修理

点数配分

学科試験は50問×各2点の100点満点で、約60点以上で合格となります。技能試験で出題される問題は1点のみで、時間内に欠陥なく課題を完成させることで合格となります。

難易度

第二種電気工事士試験の合格率は、例年40%〜60%で推移しています。令和5年度の第二種電気工事士試験は学科試験63,611名中37,468名が合格、技能試験45,790名中31,499名が合格しています。難易度が決して高いというわけではないため、しっかり勉強や対策をしておけば初心者でも十分合格できる可能性が高いと言えるでしょう。

合格に必要な勉強時間

第二種電気工事士試験合格に必要な勉強時間は、筆記試験と技能試験それぞれで約40時間です。

第二種電気工事士の勉強方法

第二種電気工事士試験はしっかり勉強しておくことで合格が目指せる資格です。けれども「どうやって勉強していいか分からない」という方も多いかもしれません。第二種電気工事士資格合格のための、具体的な勉強方法を順に解説します。

テキストや参考書の内容をインプットする

まず第二種電気工事士に関する基本的な知識を身につけるために、テキストや参考書の内容を理解しましょう。一度にすべての知識を身につけることはできないため、大まかに進めて基礎的な内容のみを身につけるだけで問題ありません。

過去問題を繰り返し解く

テキストや参考書でインプットした知識を定着させるために、過去問題を解いてアウトプットを行います。インプットとアウトプットを繰り返し行うことで、効率よく知識を定着できます。ある程度基礎的な知識が身についたら、ひたすら過去問題を解きましょう。過去問題はできれば10年分解いておくことをおすすめします。多くの過去問題を解くことで、試験の傾向や出題される問題の内容を理解できるためです。

過去問題を勉強したあとは、解けた問題よりも解けなかった問題をしっかり復習するようにします。解けなかった問題をひとつずつ着実に解けるようにすることで、本番で出題されると不安な問題を1問ずつ減らしていけます。

10年間の過去問題を2〜3周するころには、学科試験に合格できるだけの知識が身についているはずです。

過去問題は一般財団法人電気技術者試験センターの公式サイトで公開されているものや、過去問題集を購入して入手しましょう。

図記号や工具をしっかり暗記する

学科試験で出題される図記号や工具の役割について選択する問題、配線図を見て答える問題は、暗記が必須です。図記号や工具の役割を覚えておけば点数が取れますが、逆に覚えていないと得点できません。過去問題の演習とともに、じっくり時間をかけてひとつずつ着実に暗記をしましょう。

特に配線図記号の問題は例年10問ほど、器具、材料・工具の問題は例年13問ほど出題されています。両方をしっかりと暗記するだけで約46点分点数を確実に取れます。しっかり暗記をしましょう。

サイトやアプリ、動画を活用する

テキストや参考書、問題集などの紙媒体だけでなく、第二種電気工事士資格取得に役立つサイトやアプリ、動画を活用する方法もあります。

サイトやアプリ、動画はすき間時間を利用して勉強できるのがメリットです。たとえば通勤途中の電車内や、職場の休憩時間などにも閲覧できます。時間や場所を問わずに勉強できるため、ぜひ活用してみましょう。

仕事で疲れていたり、帰宅が遅くなってしまったりなどでテキストや問題集を開く気力がないときにも、サイトやアプリ、動画はスマートフォンで気軽に閲覧できるのもメリットです。

試験対策講座を受講する

通信教育や専門学校などで、第二種電気工事士資格の試験対策講座やコースを設けているところもあります。短時間で効率的に勉強したいときや、なかなかまとまった勉強時間を確保できないときには、試験対策講座やコースを受講する方法もあります。費用が発生しますが、独学での勉強に限界があるときや、効率的に資格取得を目指したいときには、候補として考えておきましょう。

資格取得がもたらすキャリア・メリット

第二種電気工事士資格を取得することで、電気工事や保守点検を担う業務に携われます。電気は生活インフラのため、今後もなくなることはありません。安定した需要のある電気工事士は、正社員として電気工事関連の企業に就職するのはもちろん、独立したり定年後に資格を活かして働き続けたりすることも可能です。

また、第二種電気工事士資格を取得することで、以下のようなメリットも得られます。

・一生働ける手に職がつけられる

・就職・転職に有利となる

・資格手当による収入アップが見込める

・電気や配線の知識をDIYや趣味に活かせる

・人の暮らしを守る使命感ややりがいが得られる

電気工事士のおもな仕事内容や取得するメリット、やりがいについては、以下の記事でくわしく解説しています。

試験当日までの準備と心構え

試験当日までにやっておきたい準備や心構えを紹介します。

試験前日の勉強

試験前日の学習は、最低限にしておきましょう。前日に一夜漬けをしたり、詰め込み過ぎたりすると、寝不足により本番で集中できなくなったり、本来の力が発揮できなかったりします。以下のような、基礎的なポイントを改めて見直しておくようにしましょう。

・出題されると不安な箇所

・図記号や工具などの暗記項目

・計算で使用する公式

持ち物を確認し、しっかり睡眠を取る

試験前日は持ち物を確認し、忘れ物がないようにしましょう。特に技能試験では工具を持参しないと課題が作成できません。必要なものがそろっているか事前にしっかり確認しておきましょう。

持ち物の準備が完了したら、本番の試験に備えてしっかり睡眠を取るようにしましょう。

第二種電気工事士の学科試験対策とsoraの資格取得率が高いヒミツ

第二種電気工事士試験の概要や出題傾向と対策、具体的な勉強方法について解説しました。第二種電気工事士試験は初心者の方でもしっかり勉強と対策を行うことで、合格できる資格です。取得することで就職や転職、年収アップや将来のキャリア形成などの面で大きなメリットが得られます。ぜひ第二種電気工事士資格取得を目指してみましょう。

これから電気工事士として活躍したい方や、資格取得を検討している方は、「株式会社sora」をぜひご検討ください。株式会社soraは経験問わず一緒に電気工事士として働いていただける方を募集しています。

建設現場での配線工事や照明器具設置などの電気工事を請け負っており、業務の時間内で試験に必要な知識を補うことができたり、学科実技試験に関しても希望者は別途業務時間中に試験の勉強をする時間を確保するなど、資格取得支援や研修が充実しています。

実際に当社で働いている従業員の第二種電気工事士資格取得率は100%で、第一種電気工事士資格取得率も80%となっており、非常に高く、手に職を付けてキャリアアップを目指せる環境が整っています。

資格を取得をして、どこに行っても活躍できるような人材を目指したいという方、ぜひ株式会社soraで一緒に働きませんか?ご応募お待ちしております!